義祖父の喪中のため、新年のご挨拶を控えておりました。

新たな一年が始まると同時に、今年も地道に頑張ろうと決意した次第です。 2019年は5月1日の新天皇即位に伴って、元号も変わります。

新しい時代の幕開けは刻一刻と近付いています。 新しい時代の幕開けに相応しく4月には統一地方選、夏には参院選、知事選と選挙が続く選挙イヤーでもあります。

五月蠅い・批判合戦・美辞麗句を並べ立てる・独善的な物言い…等々、毎度こうした選挙が繰り返されるのを体感していると「選挙いやー(嫌)」と、言い替えたくなる気持ちもあります。

笑 …が、主権者・有権者であるみなさんは、意思、期待、希望、未来、これまでの仕事に対する評価など、それぞれの想いを一票に託せる大変重要な機会でもあります。

私の任期も残り僅か。 ただただ、身が引き締まる思いです。

ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、私は昨年2月にこれまでお世話になってきた政党を離党し、無所属の議員としてリスタートして、今日に至ります。

取り巻く環境の変化はあったものの、議会内外での発言や主張など、離党により何かが大きく変わったという訳ではありません。

より幅広い出会いがあったり、広範なご意見やご相談を承る時間が増えた分、いち議員としては以前より充実しているとも言えます。また、環境の変化によって見えた物もあります。

自らを省みず、独善的な正義を声高に訴え、自らとは相容れない者を徹底的に批判し、時には罵り、さもなくば社会的に抹殺せしめんとする手法が蔓延る政治の在り方に、言い表せないほどの空虚感と疲弊感を抱くようになりました。

保守・革新という括りのみならず、国内外のこうした潮流を危惧しています。

端的に言えば、多様性を認め合うという寛容さを持った政治家の存在が、非常に稀有な社会になりつつある気がしてなりません。

そうした閉塞感を打ち破れる政治家になれるよう、これからも邁進したいと思います。

結びに、本年がみなさまにとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

コメントは利用できません。